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支部 |
作者名 |
選評 |
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川園 |
三好 梨乃 |
線質の「冴」最高。起筆、送筆、収筆の基本用筆がしっかり習い込まれています。「景」の下部の「小」の起筆をしっかりして縦画を強くすると完璧な作品になるでしょう。「書道」がわかってきましたね。 |
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蔵前 |
堀 杏菜 |
縦の線が通って、すっきり書けています。一点一画そして転折も丁寧で、明るい作品に仕上がりました。相譲相避の結体法をも超越していて、先がとても楽しみです。 |
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志山 |
佐藤 陽香 |
六年間習い続けた効果が出ていて、筆使いの「冴」も抜群。「刀」「毋」「貝」「月」など転折は、身体の動きと運筆の呼吸が良く合っていてみごとです。「貫」が少し大きくなり過ぎてハミ出したようです。 |
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玉$7305 |
喜多山 優花 |
基本に忠実で、一字一句ていねいに書き上げました。伸びやかさの中に力強さもあり、自然の流れで、とても明るい作品です。大人になると「ホト丶ギス」とも書きますね。 |
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高取 |
城野 優子 |
素直な書きぶりと、字形と線の美しさが目を引きます。大人でも難しい「潟」の字は、堂々の書きぶりでみごとです。字間の取り方と文字の大きさ、それと軽やかな書きぶりが品を添えています。 |
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カジ |
田山 希咲 |
確かな運筆で伸びのある書きぶりがすばらしく、特に「都道府県名」のバランスのよさが目を引きます。字の余白もみごとです。「らす」が少し大き過ぎたようですね。 |
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小峯 |
河野 未歩 |
縦に「生命命」の三字がよく通り、筆使いも抜群です。特に「生」のたて画、「命」と「力」のはらいも上々の出来で条幅作品として完成度も高い。大進歩。 |
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FF |
澤田 明維乃 |
筆使いが唐の時代の虞世南に似て、点画も整い風格もあります。「哲学堂」の看板にしたいぐらい魅力的です。 |
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有馬 |
浪江 愛奈 |
伸びやかで切れ味のよい線に魅かれます。「極」の旁の方は腋を開いて、筆の鋒先を利かせて軽やかに書くと、さらに行書らしさを増すだろう。規模雄大で他を圧倒しています。 |