受講者の声
ここでは、書学院に入学し、学ばれた方々の声をご紹介していきます。
書学院に学んで 神田書学院 師範コース第38期生 岩浪 絹子
私は2008年4月に書学院の師範コースに入学しました。それまでも「不二誌」には塾で学んで作品提出はしていましたが、書をもっと体系的に学びたいと思い書学院生となりました。書学院は正に学校で、よく編成されたカリキュラムに基づき書の歴史、様々な書体、書き方、道具の扱い、その他書に関するノーハウを学ばせてもらいました。
師範コースは6課程ですが、初めの基礎 I の担当教諭は小野寺 観洲先生でした。(先生には3/6課程担当していただきました。)小野寺先生は書の素晴らしさはもちろんですが、その真摯で丁寧な教え方は本当にわかりやすく感謝しております。又、続く課程では大石 分水先生、渡邊 蕭葉先生、浅野 秋月先生に担当していただきました。どの先生も熱心で書も素晴らしく、良き御指導をいただきました。優れた講師陣が揃っていることも書学院の大きな魅力だと思います。
又、各課程で課される臨書の課題、そして専攻 III・IV での卒業制作は、私達生徒にとって大いなる試練であると共に実力をつける糧となったと思います。感動的な卒業式、謝恩会、卒業書作展は忘れられない記憶となると思います。
そして今、私は特設科で書の学びを続けております。特設科は又一つ一つの書の学びを深めてゆける講座です。特設科では竹澤 光邨先生、石野 黎峰先生、中村 清徳先生にご指導いただいております。各先生方からは「不二誌」「漢字」「かな」について熱心な教えを受けております。
今年初めて挑戦した書道学会展においては、中村先生の熱心な御指導の下で「寸松庵色紙」の臨書が入選し展示していただくことができました。書学院では様々な書のイベントが催され、チャレンジする機会が多く与えられているのも良いと思います。
書は私の趣味であり生き甲斐の一つでもあります。これからも書学院に学び「不二誌」を通し、書の道を楽しみながら深めてゆきたいと思います。
川奈書学院に通って 川奈書学院 師範コース第39期生 真上 愛子
川奈書学院を知ったのは、河津に越して来て、伊豆新聞に紹介されていた千字文大会を見たからです。早速、要項を頂き、応募し、表彰式に出かけました。そこで大人が学習するコースがあることを知りました。
迷ったのは、車での通学時間が2時間程かかることでした。いろいろありましたが、それを乗り越え、2年間通いとおすことができ、感無量です。
運転で疲れ切って学院に入ると、先輩たちの書の話で、スイッチが入りました。小久保先生に宿題を見ていただき、御手本を書いていただき、練習し、2時間があっという間に過ぎました。
2年間での一番の収穫は、小久保先生の揮毫を毎授業見せていただけたことだと思います。楷書からかな書まで総てを習い、経験したことがない条幅を書くことができ、今ではいろいろ書いてみたいと思うようになりました。
私のコースは一人で授業を受けたのですが、複式学級でしたので、先輩の方々がいろいろ教えてくださり、それがとても勉強になり、時には励まされ、感謝しています。
2年間、授業の宿題と不二誌の課題に追われ、毎日毎日筆を持って、書道にどっぷりつかることができたことは幸せでした。学院に通ったからこそ、この様な貴重な経験ができたのだと感謝しております。
師範試験にも合格し、これから書を、私の生活に、どの様な形で定着させるか、じっくり考えて、進んで行きたいと思っています。
書学院に学んで 神田書学院 師範コース第39期生 井上 貴美
書学院に入学して、書道にかかわる時間が想像以上に密度の濃いものになり、文字を書くということに真摯に向き合う様になりました。卒業までの2年間には素晴らしい先生方とご縁があり、実技はもちろん、書道理論や知識を惜しみなくご教授頂きましたことに厚く御礼申し上げます。
授業は毎回新鮮で充実しており、熱心なご指導に学ぶ楽しさを実感致しました。先生方の筆さばきを直接拝見させて頂くことは何よりも勉強になりましたし、朱を入れて頂くことで自分の稚拙な文字が驚くほど変化していくのは嬉しい事でした。
和綴じの提出課題は、津田永忠碑に始まり、千字文の楷・行・草の全臨でした。限られた時間のなかでいかに納得したものに仕上げるか、集中力・体力が要求され、精神修行のようでもありました。今見返すと恥ずかしくなるような未熟なものですが、繰り返し書いたことで学んだことは多く、努力の過程が大切であることに改めて気付かされました。
卒業制作にむけての合宿では、日常を離れて書道に没頭することができました。日頃から同じ目的を持った仲間たちとは切磋琢磨しながら励ましあって参りましたが、合宿で生活を共にすることでさらに親交も深まり、実に印象に残る体験となりました。
これからも、先生方、書友の皆さん、家族、書道を学べる環境すべてに感謝し、書の道を粘り強く精進していきたいと思います。引き続きご指導ご鞭撻賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
最後になりましたが、書学院のさらなる発展を心よりお祈り申し上げます。
書学院に学んで 神田書学院 専攻 I 受講生 岡 秀年
東北地方太平洋沖地震で被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。できるだけ早く復旧、復興されることをお祈り申し上げます。私自身も、3月11日、東京で地震に遭い大変怖い思いをしましたが運よく無事でした。その後も余震に不安を感じながらも、休まずに働くことができ、また書道・ペンの練習にも励むことができており幸せに思います。
私は3年前、一念発起して中学2年生まで習っていました習字をもう一度やり直そうと思い、書学院の門を叩きました。大阪書学院でペン字師範取得コースに入学し、約2年間、大谷瑞峰先生に基礎からご指導いただきました。昨年2月からは東京の神田書学院で福原渓春先生に卒業作品制作や師範試験等でご指導いただき、何とかペン字師範を取得し卒業させていただきました。ただ、自分自身の未熟さを感じていましたので、現在も聴講生として書学院に通い、少しでも上手になれるよう努力しています。
昨年4月には、新たに神田書学院で書道師範コースに入学し1年が経ちました。院長の石橋鯉城先生をはじめ、佐々木青風先生に廻腕執筆法を、西澤均先生に行書を、飯塚蓮芳先生に楷書を、各課程でご指導いただきました。学習内容の多さ、深さに驚きながらも、諸先生方に基本から丁寧にご指導いただいているお蔭で、少しは上達してきた感じがします。学生時代に習えなかった優れた書法、書く姿勢等を教わり、歴史上有名な書家の作品や技法を解説していただくことで少しずつ視野が広がってきました。その他、自分の書道についての過去の考え方を見直したり、良くないところにも気づかせていただき、感謝しております。
また、書学院では、書道やペン字等に関心を持たれている多くの方々と出会い、学ぶことができて大変励みになっています。お互い切磋琢磨して上達していきたいと思っています。
これからも、諸先生方のご指導を仰ぎながら、書道を学び、来年には、書道師範を取得したいと思っています。どうぞよろしくお願い申し上げます。