受講者の声
書学院に入り、学ばれた方々の声をご紹介いたします。
中国書道史を受講して 神田書学院 大瀧 幸子さん(書道・専攻 IV)
昨年の夏8月26日(土)に、吉田六嶺先生の中国書道史を受講致しました。「先史時代〜漢代」までの内容で、最後にビデオを観ました。講義の時間が長かったので、少し不安でしたが、前日に充分に睡眠をとり、先生の貴重なお話を最後まで拝聴し、有意義な時間を過ごすことができました。吉田先生は、何度も訪中され、臨場感あふれるお話しぶりで、豊富な知識の一端を私達に伝えて下さる熱意を感じました。
基礎 I の院長先生の講座で教えて頂いた甲骨文字、金文の理解が深まりました。先日川奈の合宿で、資料館の木簡を見学した折には、吉田先生が板書して下さった木簡の絵の事を思い出しました。
長江と黄河の薀蓄も、帰宅してから、家族に得意気に話したことを覚えています。
文字の起源の甲骨文字が占いであり、文字が政治や祭り、神への供物の酒を入れる酒器と関連深い事を学びました。
日頃勉強不足の私ですが、先生の講義を受けさせて頂いたおかげで、今までより書や文字に興味の幅が広がった事に感謝しております。
なお、昨年の受講者のレポートを拝見しますと、冬季講座は「秦〜六朝時代」が中心で、古隷、八分隷、章草、そして草書が生まれ、楷書が確立された流れ等を、中国古典を例にした内容だったとありました。次の機会に受講させていただこうと考えております。
ペン師範コースを受講して 神田書学院 古瀬 咲織さん(ペン・専攻 I )
私は、小学校から書道を習っていましたが大学卒業後、本格的に書道・ペンの勉強をしようと思い現在、書道とペンの師範コースを受講しています。
佐武先生は、とても優しく丁寧にご指導してくださり、また教室の雰囲気も和やかで楽しく受講させていただいています。
この一年間ペン師範コースを受講して、日常では感じることが出来ないペン習字の奥深さを少しづつ知ることができました。
先生から、ペンの運び、線の強弱、緩急の呼吸を心掛けるようご指導いただきましたが、最初はなかなか上手に書くことができませんでした。受講を重ねることにより、徐々に先生のお教えを理解できるようになりました。昨年、千字文大会において特選に入賞できましたのも先生のご指導の御陰と深く感謝しております。
これから専攻 II を受講しますが、卒業制作を目指し、自分が満足できる作品が作れるよう努力していくつもりです。
ペン師範コースを卒業された方々の作品は本当に美しく、自然な線の動きが文字を生き生きとみせておりとても素晴らしいです。私もいつかこのように作品として鑑賞できるほどの創作にとりくめるよう一生懸命精進したいきたいと思っております。
新潟書学院に学んで 新潟書学院 水野 暁子さん(書道・専攻 IV )
新潟書学院に入ったきっかけは、将来書道塾を開きたいという思いから、それにふさわしい書道技術を身につけられる場所はないかとインターネットで検索したところに始まります。
当初、書学院は3年間で書道師範の資格を取得する課程でした。私は住まいが片道100キロですが臆せず通えば目的を達成できるのではと思い、思い切って受講を決意しました。
授業では、毎回吉井湛水先生が予めお手本を書いてきて下さったり、お手持ちの貴重な資料を参考に見せてくださったりと臨書等を観察する力を十分に養えるものでした。また、筆者の説明や用筆・運筆など一つ一つ丁寧に指導して下さり基本に忠実に学ぶことができました。
特に卒業制作に入ってからは、吉井湛水先生には授業の合間に御教授いただいたり、郵便物等でも添削いただき感謝しております。
私の場合、教室内に同期の方がいなかったこともあり、諸先輩方や事務の方に多くの相談にのっていただきました。どんな些細な質問でも親身になって接して下さったことは、この書学院に入って良かったと思えたことの一つです。
書道は、技術はもとより自分の弱さを克服する精神修行と考えます。ここで得たことを今後に役立て精進していきたいと思います。
中国書道史を受講して 大阪書学院 土田 陽子さん(ペン・専攻 I 、書道・専攻 II )
中国書道史を受講すると卒業認定の時、レポートの提出が代替されると聞き、ペンと書道師範コースの2コースを受講している私は、少しでも卒業に近付こうと、溺れる者は藁をも掴む思いで夏期講座を受講したしました。
講師は、元上越教育大学教授である、吉田六嶺先生でした。吉田先生の授業は、旧石器時代から始まり、どのように文字が伝えられていったか、また時代や文化の流れ、甲骨文字も発見や歴史など、中国のその時代をその場で見ていたかのようにお話され、それはとてもおもしろく興味深いものでした。
朝からお昼をはさんでの長時間の受講にもかかわらず、あっという間に時間は過ぎていってしまいました。まだまだ中国書道史を受講していたいという思いにかられながらの修了となってしまいました。
今年も夏期講座があると聞き、中国の歴史に興味をもちはじめてきた私は、とても楽しみに夏期講座を待っている次第です。
3人の子育ての中の主婦ではありますが、いろいろな勉強の機会を与えてくださる書学院、またそれを支えてくださるすばらしい先生方、それを見守ってくれている家族にとても感謝して、日々努力を続けていきたいと思っています。
