まなびピア高知2010

さる11月20日(土)~22日(月)、第22回全国生涯学習フォーラム「まなびピア高知2010」が高知市を中心に開催されました。

全国生涯学習フォーラムは、学ぶ楽しさや大切さを感じることで学びの輪をひろげていく参加型イベントとして毎年各県の県庁所在地を会場に開催され、今年は高知市で「まなび愛 つなげ龍馬の「志」」をキャッチフレーズに、生涯学習の一層の振興に資することを目的として開催されました。

全国生涯学習フォーラム高知大会 まなびピア高知2010 参加事業 細字学習 般若心経を書こう

好天に恵まれた11月20日(土)、日本書道教育学会では高知共済会館4階(高知市)にて「細字学習― 般若心経を書こう ―」と題した講習会を開催いたしました。本会は現在、二百萬巻写経実践事業を推進しており、5年前より写経学習を講習会のテーマとして取り上げております。今回は講師・本会会長石橋鯉城先生、助講師・石橋久仁先生により、小筆の使い方に始まる細字学習について直接指導をいただきました。

本会通信教育部では、「まなびピア」などの機会を通じて、通信教育の受講生が直接指導を受けられるよう、活動を行っています。地域的なこともあってか参加人数こそ少なかったものの、県内外から熱心な本会通信教育受講生・会員の方々のご参加をいただきました。

個人指導された新しい学書法に歓声

午前中は大豆と塗り箸を用いての小筆の持ち方の指導に始まり、写経の心得や姿勢、墨の磨り方、写経で用いる独特の字形の解説、誤字・脱字があった場合の訂正法などについて細やかな実践に当たっての学習が行われ、受講生の方々は真剣な面持ちで講義にのぞんでいました。写経用の墨を磨る際は2~3滴の水のみで行い、すぐに乾いてしまうので硯に大きく広げず浄書の寸前に磨る、といった細かい部分の説明には「知らなかった」と驚きの声があがりました。午前中は文字数の少ない「延命十句観音経」の浄書に取り組みましたが、石橋鯉城先生から受講生ひとりひとりに細かい個人指導が行われ、充実した講習となっていました。

午後は、いよいよ本講習会のメインテーマである「般若心経」をとりあげ、読経をしながら経中に出てくる語句の説明をし、示範の後、50分で美しく書き上げることを目標に浄書を行いました。浄書終了後も希望者には不二誌課題の添削指導などが行われ、非常に有意義な講習会となりました。

日常生活では、50分もの間、集中する気持ちを維持することは難しいものです。今回の写経の50分間がとても大事なものに思えた、今後とも少しずつでも写経を続けていきたいという声を、多くの受講生から頂きました。今回の講習会は、受講生の皆様にとって実り多いものとなったようです。

石橋鯉城先生の示範を見つめる受講生の皆さん

石橋鯉城先生の示範を見つめる受講生の皆さん

受講生ひとりひとりへの個別指導

受講生ひとりひとりへの個別指導

社会通信教育協会 表彰式および生涯学習インストラクター大会

本会の2名に高知県教育長賞

11月21日(日)には同じく高知共済会館3階にて、社会通信教育協会主催の表彰式が開催されました。

文部科学省認定社会通信教育講座を優秀な成績で修了された方々に高知県教育長賞として表彰状が、また、長年にわたり生涯学習の普及振興に功績のあった指導者に感謝状が、ひとりひとりに手渡され、その後、来賓の根本幸枝 生涯学習政策局生涯学習推進課民間教育事業進行室長から受賞者に今後の更なる活躍を期待する祝辞が述べられました。

本会からは次の2名が表彰を受けました。

優秀修了者・表彰状(高知県教育長賞)
  • 澳本 みゆき
  • 田原 さよ
今回表彰された澳本みゆきさん

今回表彰された澳本みゆきさん

今回表彰された田原さよさん

今回表彰された田原さよさん

表彰式終了後は生涯学習インストラクター大会が開催され、根本室長、高知県中澤教育長から、それぞれ挨拶をいただきました。また、記念講演として米田博氏から「学習成果を活かし、楽しい活動へ」が、次に特別講演として西谷房枝氏から「さりげなく美しく」と題した、日ごろのマナーのあり方についての講演が行われました。その後の懇親会では、余興を交えて楽しく情報交換が行われました。