たとえば３月に競書を出品しますと、その成績は５月号（４月初旬発送）で発表されます。そして、この５月号で発表された段級を見て、その段級で４月の競書を出品するわけです。これを図で表すと下表のようになります。

以上のように、毎月、最新の段級で審査を受け、その成績は次の競書出品の前に発表されます。つまり毎月昇級のチャンスがあり、順調にいけば１年で段位を得ることも可能です。これは他会ではあまり見られない、本会ならではのシステムです。

1. 各部門毎の段級設定となりますので、ご自身の最新段級・学年の課題を清書します。（最初は10級or編入）
2. 巻末の月別出品券と「バーコード出品券」を以下の見本のように作品に貼ります。
3. 毎月の出品締切日までに本会まで届くように送付します。（締切を過ぎて到着した場合は審査を受け付けることは出来ません）

提出の形式については不二誌面でも紹介しています。合わせてご覧ください。


• 半紙の場合、上図の様に、清書作品の左側に、上から「教室名」「段（朱書き）」「氏名」「級（黒書き）」を記入してください。（段の方は赤で漢数字／級の方は黒で算用数字）
• 半紙の清書作品の左下に、不二誌に付属している「月別出品券（該当部門）」を貼り付けてください。
• 同じく左下に「バーコード出品券」を貼り付けます。バーコード出品券には「部門名」と「段級」も書き入れてください。
• 条幅の場合は、落款を左側に書き入れる都合上、《半切下部》に鉛筆書きで以下を書き入れてください。（半切左側には落款のみで構いません）
  「教室名」（朱書き）」「氏名」「級（黒書き）」「バーコード番号（バーコード出品券の下部に小さく書いてある数字のこと、左から8桁まで）」
• 出品形式として不備がある場合は、理由の如何に関わらず審査いたしませんのでご注意ください。（バーコード出品券、月例出品券が貼られていない、課題が違う等）

1. 出品した作品の成績は、その月号の2ヶ月後の月号にて発表となります。（4月号に出品した場合、5月頭に届く6月号で発表）

   ２級〜10級の方

   • 名前の上に○がついている　　→　昇級となりますので次はひとつ上の級で出品してください。
   • 名前の上に○がついていない　→　次回もそのままの級で出品してください。
   
   例・・・4月号で10級で出した作品が6月号の成績発表で10級◯となっていた場合、5月号の作品は9級と記載して締切日までに出品

   １級以上の方

   • ３月、６月、９月、12月の年４回行われる昇段試験に合格すると昇段します。
     その他の月は「天・地（人）」で発表されます。
2. 成績は本会HPトップにある「段級検索」のページから、WEB上でもご確認頂けます。（最新号が届く約1週間前）
   ※WEBの段級検索をご利用の場合は、不二誌に掲載している「アクセスID 」が必要になります。詳しくは誌面にてご確認ください。

昇段試験は、３月・６月・９月・１２月の年に４回、１級以上の方が受験できます。
１級以上の方は昇段試験を受けなければ段級が上がりません。

昇段試験によって認定される段位の上限は部門によって異なり、昇段試験の対象はそれぞれ以下の段級までとなっています。

初級版	上級版	中高版		一般版		ぺんの力
		毛筆	硬筆	篆刻 一字書	その他	普通	専攻
六段	七段	八段	七段	準八段	八段	五段	八段

昇段試験を受けるには、一点につきそれぞれ以下の審査料が必要となります。昇段試験の出品についての詳しい内容は、不二誌（昇段月の月号にのみ掲載）またはこちらをご確認ください。

初級版	上級版	中高版	一般版	ぺんの力
500円	500円	500円	1,100円	1,100円