去る５月28日(日）、神田書学院において、第23回の新和様・漢字造型書作家協会選抜展に向け、草稿研究会が行われました。
新和様・漢字造型書作家書作家協会会長・石橋鯉城先生、同幹事長・小久保嶺石先生のお二方を講師にお迎えいたしました。

石橋鯉城会長は、押印の大切さを訴えられ、スライドを使って、作品に合わせた雅印が必要であること、押印の位置によって、作品の出来栄えが変わってくることを説明してくださいました。

小久保嶺石先生は、最近の展覧会に出品された新和様・漢字造型作品を資料に、書作品をつくる際に念頭に置くべきポイントを解説してくださいました。

また遠方のため参加できない方や草稿研究会には都合が悪く参加できない方向けに、郵送によるアドバイスを実施いたしました。こちらも両先生による添削によるもので、参加者からは大変勉強になったと好評でした。ぜひともこのような機会を活かし作品の向上を図っていただきたいと思う所存です。