公益財団法人日本書道教育学会

第54回 ぺんの力 会友試験受験要領

いよいよ今年も会友試験の実施が目前に迫って参りました。本会が「ぺんの力」の会友試験を設けて以来、本年で54回目を迎えます。
実技試験の一部は試験会場にて実施されます。自宅にて解答する実技・論述両面の試験も併せ、真に実力のある指導者を認定します。
合格者は月例審査会副審査員候補となります。

公益財団法人 日本書道教育学会

会友試験受験資格者各位

趣旨
「ぺんの力」において準会友の資格を有した者を対象に試験を実施し、成績優秀者を会友に推挙する。会友は本学会の次の世代を担う指導者として広く作品発表を行い、書道およびペン字の普及と書道教育の振興に寄与する。
受験資格
ぺんの力専攻コース・準会友であること。また、納経50巻以上達成していること。
申込締切
令和3年10月22日(金)必着
試験日時
令和3年11月21日(日)午後1時〜3時半
試験会場
神田書学院
合格基準
会友試験を受験し、平均80点以上の場合、合格と認める。
試験審査
本会が委嘱した審査員が行う。
受験料
24,500円(納経料500円を含む)
合格発表
「ぺんの力」令和4年2月号誌上
合格特典
合格者には会友合格証を発行する。月例審査会の副審査員候補となる。本会発行の名蹟選の中から五冊を贈呈する。

第54回 ぺんの力 会友試験内容

  

以下の自宅試験問題を試験日時までに解答の上、試験実施日に会場に持参、提出すること。試験会場では本会の基準に基づき、漢字・かな・漢字かな交じりの実技試験を行う。※理論問題はなし。

■自宅試験問題

問題1
(写経)
般若心経(二巻)を指定の用紙(本会二百萬巻写経用「硬筆写経用紙」)に楷書体と行書体でそれぞれ一巻ずつ書きなさい。
問題2
 小・中学校では現在、「書写教育」が行われていますが、本会では伝統の「書道教育」の復活を願い、二〇〇五年、静岡県伊東市において「書道教育特区」の認定を受けました。これにより現在、静岡県下14校の小学校に於て、一・二年生の書道科書道の授業が実施されています。     
本会が目指す「書道教育」と、「書写教育」の違いについて論じなさい。
(四百字詰め原稿用紙三枚以内)

添付書類

履歴書一通(※審査に含まれる)書歴、受験回数を必ず記入。履歴書は市販のものを使用する(顔写真を必ず貼付する)。

※用具はつけペンまたは万年筆。黒色インク使用。

※問題1の作品と問題2の原稿用紙一枚目の左下にバーコード出品券を貼ること。

受験手続き

⑴左記の試験願書・受験票に必要事項を記入のうえ、受験料24,500円(納経料500円を含む)を添え、申込み締切までに現金書留で下記提出先に送金する。
※事故を防ぐために送金は会友試験料のみとし、不二誌代などは同封しないこと。

⑵本会はこれらを受理した上で、各受験者宛に受験票・試験案内書類を送付する。
※11月12日(金)までに届かない場合は下記提出先までお電話でお問い合わせください。

【提出先】

〒101—8358
東京都千代田区西神田2—2—3
     公益財団法人 日本書道教育学会 編集部 会友試験係
  電話03—3234—7461

※受験要項をよく読み、提出書類の不備なくお申し込み戴きますように、お願い致します。