第68回 不二一般版会友試験受験要項
いよいよ今年も会友試験の実施が目前に迫って参りました。本会が「不二一般版」の会友試験を設けて以来、本年で六十八回目を迎えます。実技試験の一部は試験会場にて実施されます。自宅にて解答する実技・論述両面の試験も併せ、真に実力のある指導者を認定します。合格者は月例審査会副審査員候補となります。
公益財団法人 日本書道教育学会
会友試験受験資格者各位
- ■受験資格
- 不二誌一般版準会友、または部門別会友であること。全七部門(漢字半紙、漢字条幅、かな半紙、かな条幅、新和様半紙、新和様条幅、写経)のうち、いずれか三部門で準会友以上であれば受験できる。また、納経五十巻以上を達成していること。
- ■申込締切
- 令和6年10月25日(金)必着
- ■試験日時
- 令和6年11月28日(木)午後一時〜三時半
- ■試験会場
- 神田書学院
- ■合格基準
- 会友試験を受験し、平均80点以上の場合、合格と認める。
- ■審査
- 本会が嘱託した審査員が行う。
- ■特典
- 月例審査会の副審査員候補となる。本会発行の名蹟選の中から、五冊を贈呈する。なお、合格者には会友合格証を発行する。
- ■受験料
- 20,000円+納経料(納経料は試験当日にお預かりします)
※ すでに部門別会友資格をお持ちの方は、その部門の実技試験は免除となりますが、残りの受験部門数に限らず受験料は一律です。 細字の部門別会友資格をお持ちの方は、納経料が不要ですので、受験料20,000円のみお支払いください。
- ■合格発表
- 不二誌一般版2025年2月号誌上にて。
会友試験内容
以下の自宅試験問題を試験実施日までに解答の上、会場に持参、提出すること。
■自宅試験問題
- 細字
- (写経用紙は24行どりの17字詰めを使用のこと)
- 冩經二巻
- ①法隆寺法華経(不二誌一般版8月号20・21ページを参照)
- ②般若心経
- 理論問題
- ①②合わせて、四百字詰め原稿用紙 三枚)
- ①書体の変遷について次の書体が主として使用された時代を、時代順に整理区分し、代表的作品(古典)を挙げて説明しなさい。鐘鼎金文・八分・甲骨文・章草・行書・楷書・草書
- ②本会前会長石橋犀水博士著「新書道概論」内の「四、書の創造」において書体の形成、書風の展開にもっとも根源的な原理として「方と円」を挙げています。この「方」と「円」について、それぞれ説明をし、その書美を示す古典の名筆を各二点づつ挙げて具体的に説明しなさい。
■添付書類
履歴書一通。顔写真を必ず貼付のこと。(半紙二枚に書く。書歴・会友試験受験回数を必ず記入のこと。これに今までの部・門・別・会友試験の受験回数は含まれない。他は慣例に従う。)
受験手続き
⑴左記の試験願書に必要事項を記入し、受験料二万円を指定口座に振込の上、受領証と共に本部事務局宛へ郵送してください。納経料500円については試験当日に会場でお預かりいたします。
指定口座 ゆうちょ銀行 00100-7-325693
加入者名 公益財団法人 日本書道教育学会 手数料口
入金額 20,000円
※必ず通信欄に「会友試験受験料」とご記入ください。
※会友試験受験料以外の入金はしないでください。
※納経料は試験当日に会場でお預かりします。
⑵本会はこれらを受理した上で、11月中旬までに各受験者宛に受験票・
試験案内書類を送付する。
【提出先】
〒101—8358
東京都千代田区西神田2—2—3
公益財団法人 日本書道教育学会 編集部 会友試験係
電話03—3234—7461
※受験要項をよく読み、提出書類の不備なくお申し込み戴きますように、お願い致します。