日本書道教育学会｜資格・検定｜生涯学習インストラクター

生涯学習インストラクター

文部科学省認定の通信教育講座を優秀な成績で修了した受講生は「生涯学習インストラクター」の資格を受けることができます。各自治体などで実施されている文化活動やカルチャーセンターで、学んだ知識や技術の指導に当たることができます。

今日、生活の多様化、趣味の多様化、余暇時間の増大などを背景に、高齢化の時代をむかえて、さらに生涯学習の必要性が高まってまいりました。行政面でも「生涯学習の振興方策について」の答申を受け、本格的な生涯学習社会の構築にむけて体制が整いつつあります。

このような時代の要請に応えて、一般財団法人　社会通信教育協会では、文部科学省認定社会通信教育講座修了生の学習成果を積極的に認定評価し、全国各地の地域における多様な生涯学習活動を推進・指導する人材養成を図るために、生涯学習インストラクターの資格制度を開設しました。

なお、生涯学習インストラクターには「生涯学習２級インストラクター」と「生涯学習１級インストラクター」の２種類の資格があります。

生涯学習２級インストラクターは、生涯学習活動における指導者を補助する立場です。

生涯学習１級インストラクターは、生涯学習活動における指導者となることが出来ます。

生涯学習２級インストラクター及び生涯学習１級インストラクターの有資格者は、それぞれの依頼に応じて次のようなところで活躍することができます。

都道府県教育委員会が主催する文部科学省認定社会通信教育受講者研究集会において、教育委員会の委嘱に基づき行う指導または支援活動等。
都道府県または市区町村教育委員会が主催する各種学習会、学級活動、公開講座等において、教育委員会の委嘱に基づき行う指導または支援活動等。
生涯学習センター、公民館等において行われる住民の自主的な学習活動等の企画立案ならびに指導または支援活動等。
青少年教育施設、婦人教育施設等において行われる青少年団体あるいは婦人団体の主催する学習活動、グループ活動、野外活動等の企画立案ならびに指導、助言及び支援活動等。
図書館や博物館において行われる諸活動への協力。
企業や団体が行う各種講習会、学習会の企画立案ならびに指導、助言及び支援活動等。

本会の講座「通信教育」を受講いたしますと、次のように資格をとることが出来ます。
なお、それぞれ以下の１〜２もしくは１〜３の条件をすべて満たしていることが必要となります。

「書道」の場合

「ペン」の場合

「篆刻」の場合

「書道」の場合

申請時に満20歳以上の２級の登録者で、

「ペン」の場合

申請時に満20歳以上の２級の登録者で、

「篆刻」の場合

申請時に満20歳以上の２級の登録者で、

※書学院・日本書道藝術専門学校を卒業されて書道またはペン硬筆の「師範」を取得されている場合には、上記の書道またはペン硬筆の「助教」・「師範」資格者に該当いたします。

生涯インストラクターを申請するには、それぞれ以下の費用がかかります。